![]()
![]()
![]()

9月15日、京都の休日は予定通り美術館に行くことにしました。ホテルのある場所から地下鉄2駅で京都市美術館のある「東山」です。
9月に入ってはいましたが、この日は猛暑再びの暑い日。
夏の名残を楽しんで歩くのも悪くないかと、軽い気持ちで出掛けました。

ホテルから、道沿いに並ぶいかにも京都らしい豆腐料理の店(とてもお高い)などを覗き込みながら、トポトポ歩いて地下鉄の駅に潜り込んだ時には汗を止めるのに一苦労でした。
いきなりホームで目に飛び込んできたのがこれ。
新幹線の駅などにも線路とホームの間が仕切られた所はありますが、これほど徹底されたものは初めて見ました。
電車が到着すると電車のドアと赤いドアが同時に開き、さアお乗り下さいと言う事になるのです。
少し無駄かナとも思いましたが絵的には奇麗でした。それに、東山駅ではこのドアの色が赤紫になっていて、中々芸が細かいなァと指二本ほどで小さく拍手なのでした。
あっさり観光気分に導かれるドアでした。


東山駅から公園方面まで大通りでは面白くないので、地理的には全く分らないまま「エエい、ままよ」と路地に入り込み、ポトポトとまた歩きました。
細く長ーい路地が其処此処にあり、その風情に慣れるに連れ、気持ちが穏やかに変化してきて「昔の気持ち」と言うようなものになるのでした。

平安神宮の大鳥居は修復中で、レゴブロックのようでした。がっくり、、、。
.
京都市美術館全景。
ウーン、何と立派な建物でしょうか。
当然、内部も冒頭の写真のように立派なものでした。

![]()

この日催されていたのは「新説 京美人」と題された、主に舞妓さんの絵が目にも鮮やかな美人画展。
横山大観というわけには行かなかったけど、まあ、偶然にしろ京都らしくていいなと観覧。

![]()

絵をカメラに収めるわけにも行かなかったので、館内の渡り廊下のような場所の写真を見て、美術館に行った気分になって下せエ。
何ですヨ、たまに思うのですが、非常口の表示灯の緑は時々邪魔に見えませんか?


特別展「新説 京美人」をゆっくり鑑賞して、次に隣室の美術館コレクション、「題名考」に入場。
不勉強で、初めて拝見する画家の作品が多かったのだけど、ここでも静かに流れる時間の中で猫のように伸びをしながらゆっくり過ごしたのでした。

美術館を出、「新館」を探して炎天下の公園をまたトポトポと歩く途中、公園から見た美術館近辺の風景。「東山」近辺と言う事になるのでしょうか?



「新館」前の日陰でしばし休憩。
灰皿を見つけスパーっとやっていると、ベンチに寝そべる御主人の前でお休みになっている犬に遭遇。
いきなり「ウォッホッ」と脅されました。
しかし、何と言っても暑い日だったので、横着にもこちらを見ることもなく全身で発する「気」で牽制されました。
猫でもいないかと期待していましたが、炎天下に外をウロつく愚かな猫はここ京都でもいるわけがないのです。

さて、京都会館に隣接する美術館新館。
何と立派な銭湯でしょう?(違うだろ・・・)
いや、かなりの代物でありました。
「書道連盟展」をやっていて、あまり興味もなく、絵画の後に書道は辛そうだったので入場取りやめ。
「ごめんなすって」と犬に仁義を切りつつ退散。新しくなった「京都駅」の評判はすこぶる悪く、誰もが眉をひそめて「何ですかねェ、、。」などと申されるのです。
随分と無駄な空間の多い建物で、スターウォーズじゃないんだからサ、などと私も思うのですが、これですよ、これ。
この様なものの大きいやつを京都駅にすればよかったのに、ッてのは無理だったのでしょうか。
改札は番台みたいになっていて、、、(いや、昔ネ、この建物のような入口の銭湯が近所にあったものだから。どうしても連想がそっちに行くわけ。煙突と「ゆ」って暖簾があれば、、。)

帰り道、やたら目に付く沿道の店の「おはぎ」の文字。初めはそうでもありませんでしたが、次々に現れる和紙に書かれた「おはぎ」に引寄せられるよう入店。「お、おはぎ下さい」
おはぎとデジカメ片手に帰りの地下鉄に乗り込んだのでした。
ホテルの部屋からの眺めは、あろう事か、お墓。
少し分りにくい写真ですが、狭い道路を挟んで紛れもなく墓石卒塔婆の立ち並ぶ墓地なのでした。
御丁寧に戸は障子。
反対側の部屋からは「鴨川」が見えたのでしょうけど、何人かのメンバーの部屋はこうでした。
しかし、近辺の地図を見れば、重なるようにおびただしいお寺マーク。
お寺に囲まれているからには仕方なく、この墓地を眺めながら、先ほど購入したおはぎの包みを開け、お茶などをすすりながらモグモグと。

-
04 10/6