日比谷野音

8 ウェスト・ロード・ブルース・バンド


1986年夏・日比谷野外音楽堂 ホーン・セクション 


 ウェスト・ロード・ブルース・バンドは歌手の永井ホトケ隆さんを中心に、塩次伸二 (gt)、山岸潤史 (gt)、小堀正 (b)、松本照夫 (ds)という面々で結成された伝説のブルースバンド。
 まあ、言わば関西のコテコテのブルースバンドだ。幾度か彼らのステージにお邪魔していて、これは日比谷野音でのライブでのスナップ。後のロゴを見ると、単独ではなくいくつかのバンドが集まるフェスティバル形式だったらしい。たしか、1曲目にレイ・チャールスの「The Right Time」をやった。冒頭がソロだったので覚えている。 写真左に見えているのが、ギターの塩次伸二氏。亡くなって5年あまりが経つ。彼とは高円寺の次郎吉で度々セッションを重ねた。
 晩年はブルースマスターと呼ばれ、一緒にステージに立っていて圧倒されることもしばしばだった。偉大なブルースの再現者として忘れようもない。



 この日は珍しくもホーン・セクションでの参加だった。前日に五輪真弓さんのジャカルタ公演から帰ったばかり。ジャカルタのホテルでこの日の譜面を書いた。右から2番目のトランペットは兼崎"どんぺい"順一さんで、陰になってしまっているがソロを吹いているところらしい。

 彼らとのステージは、大阪での年越しライブで飛び入りしたことも忘れられない。この日比谷では伸ちゃん以外のメンバーのイメージが残っていないが、その大阪でのステージでは山岸と塩次氏の圧倒的な存在感もさることながら、バンドとしての迫力にたじたじとなった。
 間違いなく伝説のバンドだった。


2014 3/26


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