現在手元にあるものは少なく、記憶を頼りに音源確認したものが多いのですが、ソリストとして参加したものを年代順に整理しています。
ホーンセクションなどで参加したものは、他の多くのスタジオミュージシャンと同じく、控えめに年に50曲と見積もったしても、20年では1000曲に及ぶわけですから、実数の把握は不可能です。
ましてや、録音の際に曲名が確定していない場合も多く、M1,M2のような表記も多く見かけられました。実際のところ、演奏家は誰が歌う楽曲か分らずに録音したものも多いのが現状です。それは、歌入れ前にオケだけ作る作業過程から来るものでもあります。
ソロ録音の場合はその限りでなく、歌が入っていることも多かったように思います。 初めてのレコーディングは22歳の時。「南太平洋の休日」(71)というタイトルのイージー・リスニングのLP。ソリストとして5曲、Alto Sax を吹きました。アレンジャーは早川博二氏、私たちの世代にはトランペットの「暗い港のブルース」をヒットさせた人としてよく知られていました。
30代、上田正樹バンド(アルバム「Push & Pull」に参加)以後、新田一郎氏のアレンジで、ホーンスペクトラムとして随分多くのレコーディングに参加しましたが、詳細は不明です。
鈴木茂 「Caution! 」(78)
鈴木茂さんのソロ・アルバム。冒頭の「レイニー・ステイション」でのアルト・ソロ。
極端に少ないボキャブラリーを若さの勢いで補った若気の至り的ソロだったが、鈴木さんとの仕事はこの後もいくつか続いた。最も初期のスタジオ・レコーディング・ワークの一つ。

尾崎亜美 「ストップ・モーション」(78)
亜美さんの3枚目のアルバム。3曲目の「嵐を起こして」でアルト・ソロ。冒頭と途中に出てくるリフはアルトをダビングしたもの。いわゆるダブらせるというヤツで、元々はエフェクターを使っての効果音だったが、同じ音域でダブらせると似たようなサウンドになると提言して、鈴木茂さんとの録音で何度か試したもの。

水谷豊 「表参道軟派ストリート」(78)シングル
阿木耀子・作詞、宇崎竜童・作曲、鈴木茂・編曲
Alto Sax

水谷豊 「青春番外地」(78)
上記楽曲の収められたアルバム

上田正樹「Push & Pull」(78)
松任谷正隆さんの劇伴の仕事で知りあったギタリスト、松原正樹氏の紹介を得て参加した上田正樹氏の「Push & Pull」で残した唯一のアルバム。全曲ではなかったが、いくつかでソロを吹いた。
まったく未知の世界で吹く楽しさを実感したバンドサウンドで、これ以降の活動に大きな刺激を与えてくれた。

松原正樹「流宇夢サンド」(78)
松原正樹氏の初リーダーアルバム。「Push & Pull」のメンバーとゲストの形で録音された。音源が手元になく、参加曲などの詳細は確認できないが、ギターソロと同じくメロディメーカーとしての松原氏の能力が際立ったアルバム。
ハイ・ファイ・セット「閃光」(79)
「最後の春休み」Alto Sax

所ジョージ「Pile Driver」(83)
Tenor Sax Solo

中原めいこ「ミント」(83)
Alto Sax solo

小泉今日子「渚のはいから人魚」(84)シングル
Tenor Sax Solo & Horn Section

サザンオールスターズ「人気者で行こう」(84)
Track.7 「海」Alto Sax Solo

カルロス・トシキ&オメガトライブ
「CRYSTAL NIGHT」(86)
アルバムタイトル曲でテナー・ソロ 編曲・新川博

舘ひろし 「冷たい太陽」86 シングル
「あぶない刑事」エンディングテーマ・Alto Saxこのタイプのアルトの音色と吹き方をアレンジャーに求められることが多かったが、本人としては避けたいものの一つだった。結果的に未消化の演奏になった。

やや「夜霧のハウスマヌカン」(86)シングル
Tenor Sax Solo
珍しい演歌系ブロー。作曲家の棚部陽一さんとは、他にも仕事をご一緒した記憶がある。この楽曲を聴かされたショーケンが、冒頭のサックスを聴いてすぐ「これは売れる」と仰ったと聞いた。

本田美奈子「The Virgin Live In Budokan」(86)
ビデオでリリースされたもの。
近年CD化されたらしい。

杉山清貴「水の中のAnswer」(86)シングル/
杉山清貴さんのシングル・リリースでアレンジは松下誠氏。テナー・ソロ。

山下達郎「風のコリドー(回廊)」(86)
山下達郎ツアーバンド在籍中、初めて呼ばれたレコーディングで、テナー・ソロ。シングル・カットされた楽曲で、手元には当時のシングル盤が残っている。
ソロはツーテイクあって、山下さんが最終的にテイクを選ばれたらしい。録音後すぐに頂いたラフ・ミックステープでは収録されたものよりずっとサックスの音が大きくて気に入っていた。

山下達郎「ポケット・ミュージック」(86)
上記「風のコリドー」も収録されたアルバムで、5曲目の「メロディ、君のために」にもクレジットされている。(この曲は記憶にない)
91年発売のものには「おまけ」トラックとして「My Baby Queen」が加えられているらしい。(未聴)
テナー・ソロ。

NAZCA「SAMARKAND」(87)
Track 10.「One to One」ソプラノ・ソロ
(土方隆行・曲)

二名敦子「Fluorescent Lamp」(87)
Track 4.「illusion」アルト・ソロ
編曲 / 船山基紀

松原正樹 「STORIES」(87)
Tenor Sax

森高千里 「New Season」(87)
Track 3.「林檎酒のルール」アルト・ソロ

Teressa Jonette「TERESSA」(87)
しばらく日本で活動したテレサ・ジョネットのアルバム。ある国のセレブお嬢さんだとの情報もあったが、詳細は今や不明。
六本木ピットインでご一緒したライブ写真が残っている。スタイル抜群の、まるでモデルさんのような方だった。
このアルバムでは兼崎順一、早川隆章とのセクションと、2曲でのソロがクレジットされている。
Bobby Watsonのベース、山岸潤史(ギター)笹路正徳(キーボード)、土方隆行(ギター)などが参加。廃盤で入手不能。

山下達郎 「僕の中の少年」(88)
A面 Track.3「The Girl In White」B面Track.2「マーマレイド・グッドバイ -Marmalade Goodbye-」でテナーソロ。

爆風スランプ「HIGHLANDER」(88) Tenor Sax
Track 9. 「きのうのレジスタンス」テナー・ソロ

横山輝一「Pressure」(88) Tenor Sax
Track 10. 「Lullaby In Blue」テナー・ソロ(ブロー系)

来生たかお「SOMETHING ELSE」(89)
A面Track.3「至福」でソプラノ・ソロ

野力奏一 映画「キッチン」サウンド・トラック(89)Tenor soprano Sax
同名映画のサウンドトラック・アルバム
数年間バンド活動などを共にした野力奏一氏と残した幾枚かのアルバムの一つ。
収録された「路面電車}は実際には映画で使われなかった。

野力奏一 Noriki with Fukui「Crescent 」(89)
野力氏リーダーのジャズアルバム。
全曲 Tenor Sax

中山美穂 「Angel Hearts」(89)
シンディのプロデュース・アルバムで、「Try Or Cry」でテナーソロ。アレンジは小島良喜さんだったが、詳細な譜面はなく、聞きながら判断して吹いたスリリングなレコーディングだった。
この縁で一度ツアーステージに参加した。

山下達郎「JOY」(89)
80年代のライブ音源のCD化で、メンバーは曲によって違う。
Alto、Tenor、Fluteなど

Malcolm McNeill 「I'm shadowing You」(90)
かつてイギリスのJohn Dankworthなどと活動した、ニュージーランド在住の歌手マルコム・マクニールのアルバム。2曲目「Don't sleep in the Subway」でテナー・ソロ
来日ライブに参加したのがきっかけ。一年ほど後にお土産かかえて再来日。本国で録ったマスターテープも持参してこの録音になった。超美人の奥方と待っているから是非ニュージーランドに遊びに来いと熱心に誘われたが、結局行かず仕舞い。

渡辺真知子「TAHIBALI」(90)
Track.3「コハウ・ロンゴ・ロンゴ ー ものいう樹」
soprano sax
Track.5「Seagull」Tenor Sax

島田歌穂「All you need is music」(90)
Track.5「5年目」全く記憶になくも珍しいBaritone Sax Solo
Track.8「昨日の夜から」Alto Sax Solo

CINDY「Angel Touch」(90)
Track.6「Special Ever Happened」
Tenor Sax Solo


宇都美慶子「L’Arc en Ciel」(91)
Track. 1 「空に虹が浮かんでも」 編曲・新川博
Tenor Sax Solo(ブロー系)
1990 - 1992に放映されたテレビの刑事ドラマ「刑事貴族」のエンディング・テーマとしても使われた。
山下達郎 「さよなら夏の日」(91)
B面の「モーニング・シャイン」でテナーソロ。この曲は「RARITIES」(02)で再発された。

西村由紀江「101回目のプロポーズ」サウンドトラック(91)Track.4。「黄昏」
「どうしてこのアルバムに入っているのだろう」的場違い感ありつつの参加。

EVE「Jack and Betty」(92)
with 内藤やすこ
track1.「ヒーローに逢いたくて」
Alto Sax

久野かおり「CONCORD」(92)
「さよならが恋しい」Alto Solo

「愛しの刑事」(92)サウンドトラック
track11.「Night and Crimes」
Alto Sax

西脇唯「それはひとつしかなくて」(93)
Track.4 「それはひとつしかなくて」アルト・ソロ

山梨 鐐平「NICOLA」(93)
Track.7 「夜想曲」アルト・ソロ
沢知恵 「Black Complex」(93)
Track.7 「ジャスト・フォー・ユー」ソプラノサックス・ソロ
時任三郎 「Touch」(93
Track.6「君にまかせたよ」テナー・ソロ
arrange 重実徹

Bo Gumbos「Shout」(94)

cornelius "the First Question award"(94)
6曲目「Cannabis」フルート・ソロ

松田博幸「Alone 1/2」(94)
Track.7「冷たい夜の39℃」テナー・ソロ
ドラムがJohn RobinsonでベースがAbraham Lavorielだったと最近知った。
本間勇輔「古畑任三郎」(95) Alto Sax
festa mode「festa mode III」(95)

Track.4・Soprano Sax
8・Tenor Sax
9・Clarinet
それぞれソロ。

佐藤博「Oracle」(96)
Tenor Sax

吉田美奈子「KEY」(96)Tenor Sax
Track. 6「HEART TO HEART」
一人ホーン・セクション

ゴンチチ 「ライブ」(96)
ゴンチチのライブレコーディング。

本間勇輔「コーチ」サウンドトラック(96)
Track.2 「食糧部課長」 Alto Sax
Track.5 「缶詰工場野球部」Soprano Sax
Track.13 「海岸通り」Soprano Sax

岩崎宏美「Shower of Love」(97)
Track.1、2、10 Tenor Sax
すべて吉田美奈子さんの作・編曲、プロデュース
やしきたかじん「惚れた弱み」(97)シングル
Tenor Sax Solo 芳野藤丸さんのアレンジ

やしきたかじん「Process」(97)
上記楽曲の収められたアルバム。Track.1
仲井戸麗一「Great Spirit」(97)
「Hippy Hippy Shake」Tenor Sax Solo

富田勲 映画「学校3」(98)
全編アルト・サックスを吹いた。
数曲はアカペラのソロ。サウンドトラック盤は入手が難しい。山田洋次監督が別室でフィルムを見つつ録音は進行した。
休憩前に一曲だけ録り直しを申し出る私に、「良くなるの?だったら、やって」と仰った監督の言葉が忘れられない。
録音は休憩を挟んで12時間を超える長丁場だった。

KinKi Kids「Happy Happy Greeting」シングル (98)Tenor Sax
作曲もアレンジも山下達郎さんで、テナー・ソロ。
田原俊彦「キミニオチテユク」シングル(98)Alto solo
「Vintage 37」「キミニオチテユク」が収められたアルバム

船越由佳「SILENT SUN」(99)
Track2「結婚を考えていた恋」
ソプラノ・サックス

沼澤尚「the wings of time」(99)
吉田美奈子 & The Band での1曲
track 13 の「友達」でソプラノ・サックス

ゴンチチ「Red Box」(99)Tenor Sax
Track.4 「In The Smoke」テナー・ソロ

Le Couple(ル・クプル)「Style F」(00)

SMAP「Smap Vest」(01)
2枚組、1枚目のTrack .14「 俺たちに明日はある」でテナー・ソロ

仙波清彦with笹路正徳 「Faraway」(02)
Track.4「Walk On」テナー・ソロ。邦楽器を含むベイシック・トラックのオケに圧倒されつつのソロ。
たぶん、過去のスタジオワークの中で最もおもしろい展開だった。

松原正樹「HUMARHYTHM II」(02) soprano Sax
数曲でソプラノ・ソロ

山下達郎「RARITIES」(02)
アルバム未収録だった楽曲を集めた作品集。9 曲目の「モーニング・シャイン」でテナー・ソロ。録音は1991年。

高橋真梨子「time of love」(02)
Track.2
Out og sight, out of mind
(去る者は日々に疎し)
Soprano Sax solo
作編曲・佐藤博
塩次伸二:guitar
Paul Jackson : bass

SMOOTH ACE「Shall We Dance?」(03)
Track 3.「Gone」R&B MIX・Alto Sax

渕野繁雄「Bygone Days」(03)
リーダー・アルバム。オリジナル
羽毛田丈史「PRESENTS」(03)Tenor Sax
本間勇輔「笑の大学」(04) Tenor Sax

高橋真梨子「cinema」(04)
何曲目かは不明だが、ヘンリーさんに呼ばれてテナーソロを吹いた。

本間勇輔「THE 有頂天ホテル」(06)
長い間仕事をご一緒した本間さんの映画音楽。
基本はテナーだったが、持ち替えで多くの楽器を吹いた記憶がある。

島袋寛子 (hiro) ・Speed
「Coco d'Or 2」 (06)
track .2「La-La Means I Love You」・フルート・ソロ

本間勇輔「ファースト・キス」サウンドトラック(07)

平山みき「恋の気分で」(07)
Track.4 「Fly to the Moon」テナー・ソロ(書き譜)

本間勇輔「大江戸ロケット音曲集」(07)
Tenor ・Flute・ clarinet

Kazumasa Hashimoto 「Tokyo Sonata」 (08)橋本和昌
Soundtrack
3曲に参加 映画本編には使用されていない。

菅野祐悟
「Library War(図書館戦争)」(08)
Alto Sax

こんのひとみ「保健室ものがたり」(08)
Track.2、4、5、6 で、それぞれのソロ楽器はClarinet/Altosax/Flute
参加していて言うのもなんだが良質な子供向け音楽。

高橋真梨子「No Reason」(09)
Soprano Sax, clarinet, fluteで参加。

Jammin'Zeb「Garden」(2010)
Track.9 Tenor / 10 Soprano sax solo
アレンジ、ピアノ共に宮住俊介氏

山下達郎「JOY 1.5」(2011)
new album「Ray of Hope」の初回ボーナスディスクとして発表されたもの。Track 1「素敵な午後は」Alto Sax
録音は1985年2月24日 神奈川県民大ホール

「素敵な選TAXI」本間雄輔(2014)
テレビ・ドラマ(関西テレビ製作・フジテレビ)のサウンドトラック

林檎博'14 ー 年女の逆襲(DVD)
椎名林檎(2015)
2014年12月10日大坂城ホールでのライブ
ブラスセクションで、tenor・sax flute
三輪知可ー PIECES OF LIFE(2018)
シンガー・ソングライター三輪知可さんの2ndアルバム
4 「マジックスペル」 7 「鼓動」でテナーソロ
大石学 ー プロデュース
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